介護の仕事では、派遣社員で登録ヘルパーとして働く方法があります。
派遣社員であれば、子育てや家庭の事情を優先した働き方ができますし、時給も高い傾向です。
勤務時間も明確で、残業もありません。
また、勤務先は派遣会社が探してくれるので自分で探す必要もありません。

　メリットの多い派遣社員ですが、正社員と比べると不安定なイメージがあったり、福利厚生がないと思っている人もいますが、そんなことはありません。
派遣社員にも福利厚生はあります。
派遣社員は勤務先になる施設に雇用されるのではなく、登録した派遣会社に雇われています。
そのため、派遣会社の福利厚生を受けることになります。
派遣会社が定める勤務時間や勤務日数などの条件を満たしていれば、社会保険や有給休暇、産休や育休といった福利厚生はもちろん、派遣会社によっては、無料で資格取得や、提携しているスクールや施設の優待利用などの福利厚生があります。

　たとえば有給休暇に関しては、ある施設での勤務期間を終えてから次の施設での勤務が始まるまでの間に取得することができるので、休暇をモチベーションにしてお仕事を頑張ることもできますし、休暇でリフレッシュして新たな気持ちで次の施設でのお仕事に臨めます。
また、介護施設での勤務は、インフルエンザの予防接種が不可欠ですが、その費用は派遣会社が負担してくれたり、大手の派遣会社では介護士としての資格取得支援制度があるなど、キャリアアップも応援してくれます。
育休はもちろん、それ以外の恩恵も受けやすいのが魅力です。