夜勤というと多くの人が「大変そう」と感じていますが、実際に夜勤している人にとっては、意外と多くのメリットを享受していたりします。

先ず挙げられるのが目覚ましの音で、無理やり起きる必要がないことです。これに対しては、それぞれのライフスタイルが関係しますが、夜勤が長続きしている人の共通点として、目覚ましに頼らなくても起きられることがあります。それは充分な睡眠を確保できている証拠で、身体の中に生活サイクルが染み付いていることになります。疲れている場合には、日中であっても直ぐに眠りにつけるので、良質で深い眠りが得られるわけです。但し、このような生活サイクルが身体に染み付くには、一定期間を要するものなので、切り替えとなる期間を乗り切る必要があります。そして、一度切り替えに成功すれば、後は楽に起きられるようになり、低血圧の人にも当てはまります。
夜勤をするメリットには、健康意識が高まることも挙げられます。夜勤は体調を崩しやすいと言われますが、それ故、一層健康に注意するようになります。睡眠をはじめとして、食事や運動、そして精神の健康など総合的に健康維持に努めるようになります。日中の仕事では、周りにいる多くの人が無理をして働いています。その中では、そうした働き方が普通だと思い込む傾向にあります。それが夜勤になると、昼間の仕事では気づけなかった、自分を大事にする事の大切さが分かるわけです。そして、何よりの夜勤のメリットとして、お金が多く稼げることが挙げられます。夜勤には夜勤手当が付くので、日勤に比べて多くの給料が受け取れます。若い内に一定の額を蓄えていれば、その後の人生設計が大いに楽になるでしょう。